スイカです。
東日本大震災から5年が経ちました。
当時の事を振り返ってみようと思います。

埼玉で家を購入し、いよいよ引越しだ!という時でした。
物件の耐震性を確認できたのは良いけど、その後の強烈な余震が何十回もくる度に家がメキメキ言っていたので、相当ダメージくらってる気がします(笑)

震災当時は計画停電が行われていて住んでる地域は平気でも、店のある地域に行くと停電中で街全体が静まり返っていて、買物どころではありませんでした。
なので家具など生活必需品等がそろうまでかなり時間かかりました。

その他にも書きたいことは山ほどあるけど、1番心に残った事、知ってもらいたい事を書こうと思います。


テレビやラジオではニュース番組が主体で、CMはACの「魔法の言葉~ぽぽぽぽん」ばかりが続けて流され、外に出ればガソリンスタンドの渋滞。
夜は節電の為に街灯も消え、高速道路も暗くて怖い思いをしました。

そんなある日、仕事中に何気なくつけていたラジオで、被災地の避難所からのレポートをやっていたと思うのですが、避難生活で疲れている子供達が少しでも元気になって欲しいという思いでリクエスト曲が流れたんです。

それは

「アンパンマンマーチ」でした。

この時期、明るい曲はもちろん、明るい話題さえ不謹慎のような雰囲気の中、あの独特の軽快なリズムが流れた時、運転中でしたが、涙がボロボロ出てきて止まりませんでした。
その直後、番組に「感動した!」「アンパンマンに勇気づけられた!」「子供達が笑顔になった」など、お便りが殺到していました。

ハッとしました!
津波で家も何もかも流された人達にとって、今まで当たり前のように使っていた物、お気に入りのおもちゃさえ失ってしまった子供達は好きな音楽さえ聴くことができず、暗く寂しい生活をしている。

音楽の力はすごい!こういう時こそ明るく元気がでるメロディーと歌詞の力はとても偉大だと思った。

アンパンマンマーチの歌詞はとても深いです。
生きること、死ぬことに悩んだ時に聴くのも良いと思います。
アンパンマンが背中を押してくれますよ(^_^)
ここに歌詞をのせておきますね。



そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を 零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為



がん・腫瘍 ブログランキングへ